日本臨床医療福祉学会

第17回日本臨床医療福祉学会

学会長挨拶

 
第17回日本臨床医療福祉学会会長

第17回日本臨床医療福祉学会
会長 鈴木 倫保
(山口大学医学部脳神経外科 教授)

 
 

この度、第17回日本臨床医療福祉学会を主催させていただくことになり、大変光栄に存じます。テーマは“テクノロジーが変える医療福祉”と致しました。現在の日本は、世界に類を見ない人口減少と超高齢化を迎え、医療を提供する側と受ける側にも環境は大きく変わりつつあり、医療資源の乏しい地域においては、急性期治療、在宅医療への遠隔医療システム導入や回復期リハビリテーションには支援ロボットなど、テクノロジーを活用し、これまでの診療概念を変えて行かなければ医療そのものが成り立たない時代になっています。

本学会は、神経疾患医療の分野によける医療従事者間の意見交換と議論から、神経疾患医療、福祉の向上を目指し,更には国民への情報発信と関係団体との連携強化を目的として始まり、現在では医療福祉に携わる全職種が参加する会に成長しています。他職種が集まり議論することは非常に貴重な機会ですので、明日の医療福祉の進歩に貢献出来るような学術集会となるよう進めて参ります。

会期は9月20日(金)21日(土)、会場は海峡メッセ下関、源平合戦で有名な壇ノ浦を望む場所で開催致します。教室員一同準備を進め、皆様のご参加をお待ちしております。